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水中ポンプ
お客様より支給された水中ポンプです
今回既存撤去後にこちらのポンプを設置していきます。
着工前状況
作業前の現地の状況です。
揚水管を井戸蓋と曲管ごと引き上げていくので、チャッキ弁(逆止弁)をこれから外していきます
新規揚水管 事前組込
揚水管は１本あたり2.25ｍなので、一気に３本づつ施工できるよう、事前に組み込んでおきます。
弊社のユニック車ではなくラフテレーンクレーンを手配したからこそ出来る施工方法です。
水中ポンプとケーブル
電源投入方式がスターデルタなので、ケーブルも２本ついています。
太さと長さがあるのでドラムをA型バリケードを使用してセッティングします。
既設水中ポンプと揚水管の引上げ状況
ラフテレーンクレーンを使用して一気に引き抜いていきます。
同時にケーブルも一緒に引き上げていくので、人数は必要になってきます。
落下防止措置
揚水管を引き上げながら撤去していくにあたり、分割して撤去する必要があります。
その際、何もしないで切断すると、下の部分が落下していってしまうので、挟み込む金具をしようして
残りの揚水管とポンプが落下しないように固定しておきます。
撤去完了です
茶色と黒色のパイプが既設の揚水管です
手前には同様に引き上げたケーブルがあります。
これらの既設管を高圧洗浄機で洗浄し、交換するパイプと再利用するパイプを選定していきます。
パイプ状況
写真の一番左、銀色のパイプは今回使用する亜鉛メッキの管
その隣の赤い色のパイプは既設管の中でも最も汚れていない管
黒いパイプは常時水中にあって井水に含まれるマンガン成分により黒く変色しています。
右側のオレンジと黒のまだら色のパイプは運転水位にあり、サビと水垢が付着しています。
右側３本は水より上にあり、サビが発生して表面がざらついています。
今回は黒いパイプと赤いパイプを再利用していきます。
新規水中ポンプ及び揚水管設置状況
撤去とは逆の手順で、新しい水中ポンプを井戸内に設置していきます。
ケーブル誘導・パイプ誘導・固定金具段取り・ラフターオペレーターへの合図者
少人数ならではの人員配置です。
揚水管接続状況
繰出し管なので、フランジ同士をボルトナットで固定していきます。
作業はねじ込みの揚水管に比べてスピーディーですが、ボルトナットの落下には細心の注意を払います。
ケーシング管上部にシートを敷いて落下物がダイレクトに井戸内に行かないようにしています。
完了
全ての繰出し管を繋げて、井戸蓋をセットし、既設管と再接続すれば完了です！！
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