お世話になっております、工事課の北島です(=゚ω゚)ノ
今日は給排水工事と衛生設備工事を合わせた
給排水衛生設備工事について、大変なトコロとやりがいのあるトコロを紹介していこうと思います(・∀・)
給排水工事は建物で使用する水に関する工事です。
つまりライフラインのお仕事になります♪
人が生活する為に必要なもの、
水と電気です・・・
この二つの設備があって初めて快適な暮らしを送ることができます。
新築や改修等の工事では、様々な基準をクリアできるよう工期内で施工していけばよいだけなので、比較的先の見える工事といえます。
また、市水取り出しや公共下水接続の工事も、大変なのは附帯の土木工事であって、管工事的には手順と施工方法を遵守すれば問題なく施工出来るようになります。
ですが、漏水や詰りなど、生活するうえで突発的に発生する不具合に対応する工事が修繕工事として存在します。
人がいつケガするか、病気になるかわからないのと同じように
それらの不具合もいつ起こるかわからないものなのです・・・
実際に弊社で対応させていただいた事例を紹介しながらご説明いたします
case1
9:00よりとある現場の市水取出し工事を施工して、仮復旧まで完了し
17:00に会社へ戻ってきました、その日使用した機械や道具を片付けようとしたとき、市役所水道課様からの緊急のご依頼が・・・
「道路から水が噴き出ているので、修繕を行ってほしい」
すぐに準備し、現場へ急行・・・
近隣の住宅が一時断水となるので、水道課職員の方立ち合いで工事を行います。
原因は地盤沈下による給水本管の損傷で、不具合箇所を修理し、埋め戻しのみでその日は完了としました。
帰社時刻は20:00頃
日を改めてアスファルトの復旧を行いました。
一日の仕事終わりでしたが、この様な緊急工事では出動を余儀なくされます。
夜、暗い中での修繕作業は残業の中でもとくに大変な部類に入ると思います。
ですが、我々が修繕したことにより、近隣住民の方の生活を救ったのであればとても誇らしいことであり、なにより絶大な信頼を得ることができます。
case2
休日の朝、庭先の蛇口が壊れて水が噴き出しているとのご連絡。
一般住宅のお客様で、その日は大寒波が来ると言われた翌朝のことでした。
蛇口内で水が凍り、蛇口が裂けてしまっていました。
水は氷ると体積が膨張します、配管や器具凍結の場合漏水に直結することが多いのです。凍っている状態ではわからないのですが、日が昇り気温が上がると、溶けた水が破損した箇所から吹出すのです。
連絡を受けて、お客様の家へ訪問し、蛇口の交換を行いました。
凍結リスクを軽減するためのアドバイス等をして帰社しました。
こちらのお客様は宅内すべての衛生器具が市水を利用していた為、外部の水栓であっても、漏水を止めないことには水道代もものすごくかかってきてしまうし、家の中の器具も使用できない状態でした。
休日であってもお客様の生活に著しく影響を与えるような案件は早急に対応することが必要になってきます。
貴重な休みに出勤するのは誰しも気が重いのは事実です。ですが代休を取得することも可能ですし、休日出勤扱いになるので、たとえ1時間程度の作業であっても1時間分の休日出勤代はしっかりと支給されます。
なにより安堵されたお客様からの感謝の言葉が何よりの励みになります。
case3
弊社で某店舗新築工事の設備工事を請け負って長期にわたり施工をしているときのこと・・・
一般のお客様から「トイレが詰まって、水が便器から溢れてしまう」とのご連絡。
工事課スタッフ全員が新築現場で作業をしていた為、事務所から連絡を受けて、1名緊急でトイレ詰りの現場へ急行してもらいました。
そのスタッフが作業していた内容を他のスタッフでカバーしながら新築現場も施工を進めていきます。
詰りの原因は何らかの拍子にタオルを流してしまい、配管内で引っ掛かっていたことでした。
衛生器具の知識があるスタッフだったので、一人作業で解決できたのですが、場合によってはもう一人招集をかけるようになる案件でもある為、工事課スタッフは常に様々な状況に対応できるようにしなければなりません。
一つの仕事だけではなく多方面に、臨機応変な対応を求められます。
ですが、そのような環境下でも素早く対応し、再び現場に戻り作業を再開するというのは技術力が高いことを証明することでもあるのです。
例えば自分が緊急対応に回ったときに、迅速に解決できたらなんかかっこよくないですか?
まさにスペシャリストって感じです。
この様な対応力も会社の中では評価され、給与面に反映されてくるので、
給与明細を見たときに自分の技術力を実感することができると思います。
どうでしょうか?
ライフラインのお仕事は、いわば建物に関する救急医療みたいなものです。
休日出勤や、残業、突然の工事など、普通の人からしたら嫌なことですが、人の嫌がる仕事こそが人の生活を支えているのです(。-`ω-)
誰でも出来ることではありません、だからこそその仕事が出来る私たちは自分たちの仕事に誇りを持てるのです♪
ちなみに、井戸設備の緊急案件もライフラインに含まれることがあります。
共同井戸といって、何件もの住宅で使用している井戸は生活用水である為、市水道同様の対応を求められます。
個人の井戸でも、生活水をすべて井戸水で利用されている方もこの地域にはたくさんいらっしゃいます。
その場合はやはり早急な対応がとても大切になってきます。
そして、給排水工事や配管工事には武器になる資格が存在します
「給水装置主任技術者」(国家資格)
市水道の工事を行うに当たり必要になってくる資格です。
通常、会社に有資格者が一人いれば問題はないのですが、取得しておいて損は無い資格です。
給水装置とは水道本管から宅内の1次側に関する工事を指します。
取得の為の準備講習は会社が費用負担で参加できるので、しっかりと勉強して、受験費も1発目は会社負担なので、是非とも1発合格を目指して頑張りましょう!
資格手当の対象なので、給与にも反映されます\(^o^)/
弊社では、社長と私と事務の北島が所持しています。
「配管技能士」(国家資格)
1級から3級があるのですが、受験には実務経験が必要になってきます。
3級から取得してもいいのですが、地道に配管スキルを高め、実務経験数が満了したら1級取得もOKです!
こちらも取得の為の準備講習は会社が費用負担で参加できるので、しっかりと勉強して、受験費も1発目は会社負担なので、是非とも1発合格を目指して頑張りましょう!
資格手当の対象なので、給与にも反映されます\(^o^)/
ちなみに私も1級配管技能士の資格保持者ですので、講習以外の練習も一緒にお付き合いしますよ☆
「排水設備主任技術者」(自治体による)
こちらは給水装置主任技術者の排水版です。
公共下水道を利用するお客様の工事をするにあたり、排水管の施工に関しての知識を有している証明になります。
国家資格ではありませんが、僕個人的には、排水が一番難しいと思っています。
というのは勾配(傾斜)をつけながら施工する排水配管には、小口径桝等の桝を規定の間隔で設けなければならないといったルールや、その勾配で施工した時に、最終的な配管の深さがどのくらいになる?といった計算力が必要になるからです(;´∀`)
ぶっちゃけ、通常業務の中でこれらの知識は覚えていってしまうので、ある程度仕事で学んでから受験すれば僕みたいにアタフタすることなく受かると思います!笑
資格手当の対象なので、給与にも反映されます\(^o^)/
はい、こんな感じで今回は給排水衛生設備のイロイロを説明させていただきました!
詳しく細かく書こうとするととんでもない長編ブログになってしまうので…笑
大変なトコロとやりがいのあるトコロにフォーカスしてみました♪
第2弾は鑿井工事(井戸設備)に関しての大変なトコロとやりがいのあるトコロをご紹介しようと思います(^^♪
まずは自社施工を行う部分からご紹介です
予告
第3弾 土木工事(自社施工)
第4弾 空調換気設備工事(一部自社・施工管理)
では今日はこの辺で!!!
お疲れ様でした~(=゚ω゚)ノ